奄美大島は日本における珊瑚礁の北限地域と云ってよい。珊瑚の海の生き物は実に多彩で、人々の暮らしとも密接な関係がある。干潮時の貝拾い、ウニ取り、蛸漁、釣りなどなど。しかし実益を離れても、珊瑚礁の魅力は尽きないものがある。
      
       
      
      写真@:
ジャノメナマコ   ナマコというとだいたい気味悪いものが多い。しかしこのナマコ、なかなかおしゃれですね。しかも食べられるそうです。(私は未体験。)
      
       
      
      写真A:
ヤドカリ   日向ぼっこ? いえいえ。海のヤドカリはたいてい海水の浮力がないと歩けないのです。
      
       
      
      写真B:
タコ   地元の人が大きな島ダコを仕留めた。タコは籠もった穴を小石などでカムフラージュするのでかえって見つけやすいそうである。
      
       
      
      写真C:
マルサザエ   奄美の方言でカタンニャと呼ばれ人気のある貝。近年はめっきり数が少なくなったが、これだけ見つける人は超プロ。
      
       
      
      写真D:
赤い目のカニ   オウギガニの仲間だろうか。サンゴの隙間で赤い目を立てて警戒怠りなくこちらを窺っている様子がかわいかった。
      
       
      
      写真E:
ウミガメ   アオウミガメかどうかまでは確認できなかった。初夏はウミガメの産卵期なので、リーフの近辺でときどき目撃される。