写真1 笠利崎灯台 |
【笠利崎灯台】
奄美大島の最北端に笠利崎灯台があり、船舶の航行を見守っている。地図の上では笠利崎灯台であるが、用集落に最も近いので、地元では「用岬の灯台」と呼ばれている。島の西側(東シナ海)を流れる海流と東側(太平洋)を流れる海流がそこで合流するので、潮の流れが非常に速いところである。 コンクリートの階段を灯台まで登っていくと素晴らしい眺望が得られる。北東方向の沖合ではトンパラ岩が激流に洗われている。東南東方向には喜界島が遠望できる。用長浜海岸の彼方にはアヤマル岬が見える。 笠利崎周辺はテッポウユリの名所である。(2008年5月号参照。)ユリの咲く時期には野生のグラジオラスも見られる。オオシマノジギクの群落もあり、晩秋に小ぶりの白い花を咲かせる。
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写真4 用岬海岸
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写真5 グラジオラス |
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写真6 オオシマノジギク |