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筆者:別府厚生
  1938年東京生まれ。少年時代と1974年以降、奄美大島在住。
  趣味は写真撮影、ヴィデオ撮影、釣り、囲碁等。


写真@
写真A



写真B



 オーストンオオアカゲラ


奄美大島だけに棲息するオオアカゲラの亜種で、国の天然記念物と絶滅危惧種に指定されている。4〜5月頃の繁殖期、嘴で木を超高速で叩いて鳴らすドラミングの音がよく森に谺する。

 

雄の頭部は赤く、雌の頭部は黒いので、容易に区別がつく。ただし、幼鳥の頭部はいずれも赤いという。生木に嘴で穴を穿って巣を作る。親鳥はカミキリムシの幼虫や昆虫類を巣に運んでくる。雛が小さいうちは親鳥は巣穴に入って給餌する。雛の巣立ちが近くなると、巣の外から餌を与える。

写真@ 雄の親鳥と巣穴からのぞく雛の頭部。

写真A 巣穴にやってきた雌の親鳥。

写真B カミキリムシの幼虫をくわえてきた雄の親鳥。

写真C 巣立ち直後の雛鳥。

 


写真C