筆者:別府厚生
  1938年東京生まれ。少年時代と1974年以降、奄美大島在住。
  趣味は写真撮影、ヴィデオ撮影、釣り、囲碁等。


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【ホウオウボク 】


 
ホウオウボク(鳳凰木)はマダガスカル島原産の熱帯性落葉高木で、別名カエンジュ(火炎樹 flame tree )とも呼ばれる。いつごろ奄美に移入されたかは不明だが、庭木としてかなり普及しているようである。ゴールデンシャワー同様マメ科に属する。
 
夏から秋にかけて直径10〜12cmほどの鮮やかな朱色の5弁花を多数咲かせる。葉の明るい緑と花の朱色のコントラストが空によく映える。奄美での花の盛りは9月の初旬から中旬頃と思われる。
 
和名のホウオウボク、英名の royal poinciana, peacock flower, flame tree などはいずれも花の形から来たものと思われる。さらには flamboyant (けばけばしい、火炎形の)という呼び方もある。

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