筆者:別府厚生
  1938年東京生まれ。少年時代と1974年以降、奄美大島在住。
  趣味は写真撮影、ヴィデオ撮影、釣り、囲碁等。


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長雲峠の夜明け
 
 
◇明けましておめでとうございます。
 今年も本コラムにおつきあい下さいますようお願い申し上げます。
 さて、皆様は初詣にあるいは初日の出を拝みに出かけられたでしょうか。
 
◇夜が来て朝が来る、というのは毎日永遠に繰り返されることではあるけれども、「早起きは三文の得」という諺にもあるとおり、早朝昇ってくる太陽を見ると元気をもらったような気になるものですね。私はときたまちょっと早起きをして、住まいからほど近い長雲峠に上ります。(もちろん車でないと1時間半はかかります。)ここは龍郷集落を見下ろすことの出来る山頂で、風光明媚なところです。「奄美自然観察の森」として島民から親しまれ、観光客も訪れるところです。1月中旬頃から見頃を迎えるヒカンザクラの名所でもあります。
 
写真@ 日の出前、展望デッキから喜界島方向を望んだもの。水平線に雲がかかり太平洋はかすかにしか見えないが、朝焼けが上空を染めている。
 
写真A 別の日の朝、展望デッキから笠利町の赤木名方面を望んだもの。折しも立神岩の右手に太陽が昇ってきた。
 
写真B 長雲の森に朝日が差しこんできたところ。この時間帯、よくアカヒゲが澄んだコロラトゥーラを聞かせてくれる。