【ポインセチア(ショウジョウボク)】 12月になるとあちらこちらの庭先で2,3mの高さに咲いた深紅の花が目立ってくる。中米原産のポインセチアで、日本には明治中頃移入された。赤い花弁のように見えるのは実はほう葉で、本当の花は小さく中央に集まって咲く。 本土では冬期の観葉植物として人気が高いが、とくにクリスマス用の鉢植えや切り花として喜ばれる。ほとんどが温室で栽培される。奄美や沖縄では露地植えが普通で、鉢植えしか知らない旅行者は屋根よりも高く咲いたポインセチアを見つけてびっくりする。笠利町の文化財に指定されている薗邸で撮影したものは、5m以上もの高さがあった。 メジロはこの花が好きなようで、よく飛来する。 |
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